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オトナ女子が選ぶ 「人生に役立つ」漫画たち

人生に役立つ漫画

ドリフターズ漫画が面白い!自分らしく生きることを教えてくれる!

更新日:

■ドリフターズは逆境でも自分らしく、強く生きることを教えてくれる漫画です!
ドリフターズ1豊久
出典:https://www.amazon.co.jp/

平野耕太作「ドリフターズ」は、恋愛要素は極めてゼロに近く
(まだ連載中ですが、今後も恋愛は出現しない予感がします)、
凄惨な殺りくシーンが多いため、あまり女子向きの作品ではないと
思われているかもしれません。

でもこの作品、歴史にハマっている歴女にとっては、おいしいところだらけの、
魅力溢れる作品なんです。

いま、歴史を取り扱ったドラマや小説を好む女性が、とても増えていると言われていますよね。

最近では「歴女」と言われるようになりましたが、歴史上の人物に深く傾倒し、
史実に深い関心をもって、史跡をめぐる旅をする女性も珍しくなくなりました。

歴史を題材とした物語の魅力は、実在していた人々が過去に
「そのように生きた可能性」を、生き生きと見せてくれるところにあると思います。

けれども、歴史上の人物に大きな魅力を感じている人ですと、
史実の確認や深読みからさらに一歩進んで、

「もしも、あの人物が、こんな架空の状況におかれたら、どう生きるのか?」

という想像をめぐらすことも、多いのではないでしょうか。

もしも織田信長が、本能寺の変で死なずに戦乱の異世界に出現して、天下布武を掲げたなら。

もしも、島津豊久が関ヶ原で、敵の大軍に突入して戦死したのではなく、
生き延びて異世界に送られたのだとしたら。

もしも、第二次世界大戦の日本軍で「撃墜王」として名を馳せた菅野直が、
アメリカ軍との空戦中に、搭乗していた紫電改ごと異世界に飛ばされていたとしたら。

もしも、海軍中将の山口多聞がミッドウエー海戦で戦死せずに、
旗艦「飛龍」とともに異世界の海に出現していたら。

強烈な個性と才能を持ちながら、志なかばで死んだとされる彼らの
「その後」の人生を思い巡らすことは、ただの絵空事では終わらない深い人間観察や、
社会への洞察の視点をもたらしてくれます。

彼らならどう生きるかを考えることは、あなたならどう生きるかを考えることにも、
そのまま繋がっていくからです。

また、厳しい運命を生きた彼らが異世界で絡み合い、時には仲間として互いを認め、
時には全力で叩き潰さなくてはならない敵としてぶつかり合う、
その巡り合わせは架空の物語ではあっても、とても強烈に引き込む力を持っています。

そんな視点から、この「ドリフターズ」という物語は、
歴女に人気の作品とも言われているんです。

 

■「ドリフターズ」のあらすじ(ちょっぴりネタバレ)

島津氏家臣である島津豊久は、西暦1600年関ヶ原の戦いのあの日、
敗走する叔父・島津義弘を守るために、ほんの少数の手勢を連れて、
押し寄せる敵、井伊徳川の大軍に向かっていきます。

史実では、豊久はここで討ち死にしたとされていますが、実際には
遺体が確認されておらず、最期の姿も伝わっていません。

島津の人々は関ヶ原の戦いのあと、長い間、豊久を捜し回ったと言われています。

島津豊久の「その後」は、どうだったのか?ドリフターズの物語は、ここから始まります。

井伊直政を打ち損ね、家来たち全員を失った豊久は、
自らも瀕死の重傷を負って、関ヶ原付近の林の中と思われる場所を
一人で歩いていました。

ところが、屍のころがる戦場の景色は唐突に一変し、
豊久は自分が無数の扉が並ぶ明るい通路を歩いていることに気づきます。

そこにいた役人のような男によって、一方的に謎の手続きが行われ、
豊久は異世界へと送り込まれるのです。

そこは、人間だけではなくエルフやドワーフなど、さまざまな種族が生息し、
互いに争い、残虐な搾取や奴隷支配が行われ、果てしない大戦争を続ける、
全く救いの見えない世界でした。

豊久は、先に異世界に送られていた織田信長、那須与一と合流し、
彼らの介抱によって命を救われます。

関ヶ原の戦いより十八年も前に、本能寺の変で死んだはずの織田信長と、
それよりさらに400年以上も前に亡くなっているはずの那須与一は、
豊久と同時代に存在するはずのない人物たちです。

しかし彼らは全員、ある人物の意志によって、荒廃する異世界に呼び集められ、
「漂流物(ドリフターズ)」として、世界のあり方を大きく変革していくことを
宿命づけられていました。

この異世界には、オルテ帝国と呼ばれる大国をはじめとして、いくつもの国家勢力があり、
それぞれ戦争関係にありますが、それとは別に「廃棄物(エンズ)」と呼ばれる
強大な集団が生まれつつありました。

彼ら「廃棄物」は、「黒王」と呼ばれる指導者のもと、人類を一人残さず滅ぼし尽くして、
人外の存在による文明社会を築こうとしています。

「廃棄物」にも豊久たちのように、地球に実在したと言われる人物たちが
呼び集められていますが、彼らの多くは、元の世界で送ってきた人生の影響から、
他者を滅したいという感情が猛烈に肥大しているため、「黒王」とともに、
異世界の人類を滅ぼす戦いに進んで加わっていきます。

対立する「漂流物」と「廃棄物」には、元の世界でも因縁深い人々が、
それぞれに振り分けられています。

本能寺の変を引き起こした明智光秀は「廃棄物」となって、
「漂流物」の織田信長をこんどこそ討ち果たそうと決意しています。

また、「廃棄物」となった土方歳三は、薩摩藩の奸計によって
徳川幕府が討ち滅ぼされたことから、島津を深く憎悪しています。

対する島津豊久は、関ヶ原で徳川に負けて敗走した島津が、
いつの日か徳川を滅ぼすと確信しています。

地球の歴史上の人物たちの出現によって、異世界の未来がどう変わっていくのか。

「ドリフターズ」の物語はまだ多くの謎を含み、うねるように進んでいくようですので、
目を離すことができません。

>>ドリフターズをスマホで立ち読みしてみる!

 

■漫画「ドリフターズ」の漂流物たち・島津豊久、菅野直らの魅力

「漂流物(ドリフターズ)」として異世界に出現した人々は、
ぬきんでた能力とともに、常識の枠に囚われることのない、
強靭な発想力を持っている場合が多いようです。

また、「廃棄物」として送られてきた人々とは違って、他者に対する暗い憎悪や
不信感を抱えていないため、仲間を信じることができ組織力にも長けているようです。

島津豊久という人物は、三十歳という若さで亡くなったためか、
歴史物語に取り上げられることが少なく、この「ドリフターズ」が描かれる前までは、
知名度も今ひとつだったと思います。

「ドリフターズ」では、豊久が関ヶ原で討ち死にした後の人生が描かれていますが、
架空のはずの作中のエピソードのすべてが、島津豊久という実在の人物の魅力を
そのまま生かし膨らませて、「ほんとうに、こんな人だったかもしれない」と
思わせるような、強烈な説得力を生み出しています。

戦で敵将を殺して首級をあげること、国を奪(と)ること、それだけを是として
他を全て退けるような極めて危険な生き方を選びながら、人をよく見て心をつかみ、
仲間を守って生かすために、己の命を捨ててでも最大限の力を発揮する……

「ドリフターズ」の島津豊久は、そんな奥深い魅力を持った人物です。

豊久の生きた時代から三百年もあとに生まれている菅野直は、
史実では二十三歳の若さで亡くなったことになっています。

とても奇抜で苛烈な人間だったといわれる菅野直は、
短い人生の間にさまざまな逸話を遺しています。

猪突猛進、恐れしらずの破天荒な戦士であり、
どこか島津豊久と似通ったものを感じさせる性格だったようです。

「ドリフターズ」の物語のなかでは、そうした凶器のような戦闘力とは対極の、
大きな優しさを感じさせる人物として描かれています。

彼ら以外の「漂流物」たちもとても魅力的で、現実世界での「死」後に送られた
異世界での人生を、実に生き生きと送っているのです。

 

■ドリフターズのアニメも大人気!

ドリフターズDVD
出典:https://www.amazon.co.jp/

テレビアニメ「ドリフターズ」は、2016年10月から、TOKYO MXなどで放映され、
多くのファンをとりこにしました。

原作漫画同様、かなり癖のある絵柄でしたので、好き嫌いが分かれる作品
という声もありますが、一度作品の中に引き込まれてしまうと、
独特のタッチが大きな魅力として感じられるようになるのではないでしょうか?

「漂流物」、そして「廃棄物」の面々すべてが、アニメならではの魅力をもって
生まれ変わっています。

美しい姿のまま、凶悪な殺りく兵器と化す、那須与一。
悪鬼のよう顔で策謀をめぐらす織田信長。
炎を放ちすべてを焼き尽くすジャンヌ・ダルク。
もともとは救世のプロであったといわれる、恐ろしくも神々しい「黒王」。

原作漫画のファンはもちろん、この物語を知らない方にとっても、
絶対に一見の価値がある作品です。

 

■ドリフターズ、海外の反応は?

平野耕太作品は、前作の「ヘルシング」のアニメ版も、海外で大きな反響を呼びましたが、この「ドリフターズ」も、世界中で、熱い注目を集めています。

ヘルシングを思い出す楽しさだ。やりすぎ(over-the-top)くらいの描写
に、雑兵(fodders)を狩りまくる恐れ知らずの主人公、それから扱いに
困るギャグ(面白いけど)。(18歳 男性 スペイン)
http://blog.livedoor.jp/kaigai_no/archives/49723216.html

まさに同感です。

平野耕太作品のギャグは独特で、非常にシリアスな状況にあって、
いずれ死んでいく予定の人物たちですら、時折チビキャラとなって
ギャグを演じたりすることがあるので、なかなか複雑な笑いを生み出します。

歴史についてはよく知らないけど、島津=テキサスっていう認識でいいのか?
(アメリカ合衆国 フロリダ州 34歳 男性 )
http://blog.livedoor.jp/kaigai_no/archives/49723216.html

この他にも、島津(薩摩)とテキサス州の類似性を指摘した感想が、
いくつも見られて、面白かったです。

アメリカの州の性格も、秘密のケンミンSHOW的に、
個性づけられて語られることがあるのでしょうね。

アニメ版は、第二期が制作されているようなので、かなり楽しみです♪

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■まとめ

歴史に名を残した人々の多くは、時代の大きなうねりのなかで、
数奇な運命に翻弄され、波瀾万丈の生涯を送っています。

文明が進んだ現代社会に生きている私たちであっても、
何もかも恵まれてうまくいく人生なんて、まずありません。

理不尽なことや、自分ではどうにもできないと感じることは、いくらでも起こります。

けれども、どんなに苦しくて希望を見つけにくい状況であっても、
人は「どうするか」を選びながら、生きていかなくてはなりません。

ドリフターズに出てくる「漂流物」や「廃棄物」たちは、
いわゆる歴史上の人物でもありますが、一度人生を「終えて」いるからでしょうか、
自分の存在を世界の中で「生かす」方法を、よく知っている人々でもあります。

彼らは世界にとって、善でも悪でもありません。

誰かの役にたつために存在する歯車でもありません。

ただ強烈に、自分らしいあり方を心得ている人々なのです。

迷いなく、一片の悔いもなく自分らしくいることは、決して簡単なことではありません。

けれども、自分がどういう存在であるのか、自分でわからなくなってしまったら、
人生は流されるばかりで、危ういものになってしまうかもしれません。

自分らしさがわからなくなり、苦しい気持ちになったときには、
ドリフターズを読むことで、これまで気づいていなかった自分を
新たに見つけるこができるかもしれないですね。

ライター:めだまり

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