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人生に役立つ漫画

漫画「十二国記」が私たちに教えてくれる、人生で大切なこととは?

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漫画十二国記
出典:http://www.suruga-ya.jp/product/detail/503014325001

あなたは「生きること」が難しいと思ったことはありますか?

閉塞感や、時に虚しい気持ちになってしまうことはないでしょうか?

あなたが他人からの評価や期待を必要以上に意識してしまうようなら、
ぜひ「十二国記」を読んでみてください。

そこにはあなたの「息苦しさ」や「生きづらさ」を解消してくれる具体的な答えがあります。

 

「十二国記」を読んで「自分自身」を見つめることを学ぶ

あなたはあなた自身のことを、どのくらい知っているでしょうか。

「自分のことなのだから知らないことなんてない」と、思いますか?

忙しい毎日の中で、他人に対しては気を使い、なるべく優しくいようとする人は、
実は「自分自身」を疎かにしてしまっている…というパターンは少なくありません。

そして、疎かにしてしまった自分自身が、心のどこかに取り残されることで感じるのは
「虚しさ」です。

そんな虚しさを感じて過ごしているのであれば「十二国記」を読むことで「自分自身」
を見つめることを学ぶことができます。

 

小説作品である「十二国記」のあらすじ

小説十二国記
出典:http://www.shinchosha.co.jp/12kokuki/log/14.html

「十二国記」は、もともと小野不由美さんの小説作品です。
シリーズ第1作目は1992年、講談社X文庫ホワイトハートに連載され、同シリーズは
現在も続いている大長編となっています。

また、「十二国記」には特定の主人公がおらず、各章や話ごとに様々な人物や国、
または時代にスポットが当たり、語られる形式をとっています。

ここではシリーズ第1作目の「月の影 影の海」についてとりあげます。

高校生の中嶋陽子(なかじまようこ)は、親や教師に一切反抗しない優等生でした。

「誰かの期待に応えること」それだけが彼女の存在を支えていました。

しかし「いいこ」の彼女の中には、とてつもない虚構が広がっていたのです。

生まれつき赤い髪は染めて暗くし、なるべく目立たないようにしていました。

「自分を主張すること」を完全に避け、「いいこ」でいることをひたすら守って生きていたのでした。

からっぽな毎日を送っていたある日、彼女の前に金の髪と白い肌を持つ男が現れ、
彼女の前に跪きました。

見ず知らずの男の登場に動揺する陽子でしたが、事情を聞かされる間もなく、
彼女たちの前に妖魔が現れ、襲われてしまいます。

そしてその混乱に乗じて彼女たちは、異世界に飛ばされてしまいます。

その際に一緒に巻き込まれたクラスメイト2人とともに、何とか元いた世界に帰ろうと
試みる陽子でしたが、様々な出来事に巻き込まれた末に、自身がこの異世界の「王」
であると知るのでした。

陽子の前に現れた男は「麒麟」という神獣で、荒れ果ててしまった国に平和をもたらす
「王」である陽子を迎えに、彼女の前に現れたのでした。

「自分なんかが王であるはずがない」と悩む陽子でしたが、次第に自身の身に起こった
出来事を受け入れ、長い間閉じこもっていた自らの殻を破り、その「異世界」で「王」に
なることを決意するのでした。

陽子が「王」となった世界には全部で12の国があり、それぞれの国を「麒麟」によって
選ばれた「王」が統治しています。

陽子は「慶」という国の王になりました。

良い王の国は栄え、妖魔や飢饉などの災害も減りますが、王が間違った道に落ちると
たちまち国は荒れ果て、王も麒麟も死んでしまいます。

十二国の世界には妖魔、神獣、仙人などが存在するためファンタジー要素が強いと
思われがちなのですが、実はそうではありません。

事細かに設定されたルールや、王が国を治めるという「政治」の話が物語の中心であるため、
当時は「少女小説にしては難しすぎる」とボツになることもあったようです。

しかし、予想に反して読者の反応は大変良く、真逆の大ヒット作となりました。

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「十二国記」名言

人は誰の奴隷でもない。そんなことのために生まれるのじゃない。(陽子)

人の顔色を伺っていきてきた陽子にとって、人々の間に存在する「位の壁」は
不愉快なものでしかありませんでした。

「敬われるべき存在」「酷使されるべき存在」そんなばかげたカテゴリーではなく、
「人は皆同じ人である」ことを陽子は望んだのです。

あなた、目があるんでしょう?耳があるでしょう?そこにあるものを目を開いて耳をそばだててちゃんと受け止めていれば、分かることだってたくさんあると思わない?(供王)

十二国のなかに「恭」という国があるのですが、そこの王はなんと統治が90年に及ぶのです。

年をとらないのでその姿は美しい少女のまま。

当然のことのように思いますが、私たちはいつのまにかそんな簡単なことすら
忘れていってしまうものです。

結局のところ、その人物の為人の問題でございますよ。そしてそれは、その者がいかにふるまい、生きているかにかかっているのです。常にそれを問われている。必ず誰かが見ているのですから(浩瀚)

忙しい毎日のなかで「自分がどう生きているか」を考えるのは大変むずかしいことですし、
「こう生きたい」と思っていたとしてもできないことが多いでしょう。

それでもあなたがどのように行動し、人に接しているか、必ず誰かがみてくれています。

もちろんですが、良くない行いも見られていますよ!

生きるということは嬉しいこと半分、辛いこと半分なのですよ。人が幸せであるのは、その人が恵まれているからではなく、ただその人が幸せであろうとしたからなのです。苦痛を忘れる努力、幸せになろうとする努力、それだけが人を真に幸せにするのですよ(采王)

「私だけがバカをみたり、辛いことが起きる。他の人は恵まれているからわからない。」

そんなきもちになってしまうことがあなたにもあるかもしれません。

不幸や悲劇というのは実は「麻薬」に似ていて、人を長い間浸らせて抜け出せないように
気持ち良くさせてしまうもの。

それに屈しない人だけが幸せになれるのです。

 

数多くの人を魅了するアニメ「十二国記」

アニメ十二国記
出典:https://www.amazon.co.jp/

少女小説でありながら、国を治める「政治」と登場人物たちの「葛藤」を描いた
異色の作品「十二国記」は、2002年から2003年にかけて、NHKBS2、衛生アニメ劇場にて
放送されていました。

その後、その絶大な人気のためにアニメ漫画化もされています。

またその人気は日本のみに留まることはなく、のちに韓国・台湾・中国・アメリカ
などでも放送され、その人気は世界規模に広げられました。

また、アニメで使用されるエキゾチックなBGMやエーマソングが物語に大変よくなじんでいて、
臨場感や感動的な場面をより一層盛り上げます。

登場人物の感情描写もとても繊細で、そこもアニメ「十二国記」の魅力の一つといえるでしょう。

現在まで放送されたアニメはDVD化もされており、新シリーズの放送を望む声は非常に多いようです。

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小説「十二国記」の新刊は2017年にはでるのか?

未だに完結していない超大作、「十二国記」は現在、作者・小野不由美さんの
体調不良が長引いているため、次巻の発売時期などは未定です。

しかしながら公式ツイッターやHPなどによると、今年2017年にはシリーズの
「新情報」の公開を目指しているとのこと。

また「十二国記」のシリーズ自体は自作の長編を以って完結、その後外伝などは
希望があれば随時書かれる予定のようですね。

小野不由美さんの体調の回復を見守りながら、新刊を心待ちにしたいです。

 

まとめ

陽子のように「自分を知る」ことに最初は抵抗を持つことがある人もきっといるでしょう。

それは彼女と同じく「本当の自分の姿を見たくない」「誰かの期待を裏切ってしまうことが怖い」
といった感情が根底にあるのだと思います。

なぜなら「自分を知る」ということは、長所も短所もまるごと自分自身を
「受け入れる」ことに他ならないからです。

陽子もそれを大変恐れました。

しかしなぜそんな彼女が慶国の王になれたのでしょうか。

それは陽子が、「他者の評価ではなく、自身の中にある確かな自我」を探し求め、
そして見つけたからです。

人とぶつかることや、他者からの評価に怯えることは、あなた自身が「自分」を
少しづつ殺すことになってしまいます。

自身を殺し続けた先にあるのは「無」のみです。

陽子は過酷な経験をたくさん乗り越えた末に、自分を殺すことをやめることができました。

もしあなたの中に「自身を殺す」ことについて思い当たる節があるのなら、
ぜひ慶王・陽子のように「自分は誰なのか」探してみてください。

ライター:m.nakagawa

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